TOP > TOPICS > #25 LIBERTY FAIR NEW YORK
COLUMN
7/23-25にニューヨークのPIER94にて、SPRING & SUMMER 19のメンズコレクションの合同展示会が行われた
毎年1月、7月と年に2回ニューヨークで行われるメンズの合同展示会、リバティフェアに行ってきた。
このフェアは、2013年メンズの合同展示会としてスタートし、現在はニューヨークのメンズの他、8月のラスベガス、9月のレディースシーズンにはCABANA、CAPSULEという展示会も主催するなど、数ある展示会の中でも最大規模の展示会オーガナイザーとして知られている。
服や靴、アクセサリーや小物など国内外から厳選された約300ものブランドが集結し行われる展示会には、毎回約1万人ものファッション関係者が訪れる。
当日はあいにくの雨にも関わらず、朝からたくさんのバイヤーが駆けつけ入り口付近には長い行列が。
まだ夏真っ盛りのこの時期に、バイヤーたちはもう来年の春夏コレクションの買い付けで動き出しているのだ。
毎回配られる趣向を凝らしたノベルティバックも楽しみの一つ。
今回は、機能的でタイムレスなデザインが魅力のカナダのバッグブランドである、PKGとのコラボバックパック。
バンフレットやオーダーシートなど資料がかさむバイヤーにはバッグは必須アイテムなのだ。
入り口を入ってすぐのTHE PILLARS LOUNGEと呼ばれるメインエリアでは、サステイナビリティ、テキスタイルなど、アートを融合させたブランドをセレクトして展示している。
ラウンジ横では、スポンサーのBROOKLYN GIN BARがカクテルを提供し、リラックスできる空間を作り出している。
カラフルなペイントがついたボールを大きな壁に投げつけてアートを作り出す「ペイントボールの壁」。
ストレス発散に?!
キャンドルブランドによる手作りキャンドルのクラスも。
各ブランドとも、バイヤーの興味を引きつけるために様々な工夫をしている。
会場内はジャンルにより大きく3つのセクションに分けられ、各セクション毎の雰囲気は統一され、それぞれのブランドがうまく空間を活かしディスプレイでプロダクトを展示している。
日本からも幾つかのブランドが参加していた。日本のクオリティとデザイン性、機能性の良さはアメリカでもよく知られており人気が高い。
お気に入りのブランドの最新のコレクションを目指してやってくるバイヤーもいれば、何か新しいものを発掘しに来るバイヤーもいる。
限られたスケジュールの中で多くのブランドに触れることができるこの合同展は、バイヤー達にとってなくてはならない存在なのである。
テキサス・ダラス発の時計ブランド。
コンテイナーを使ったディスプレイがひときわ目を引く。
好きなワッペンを選んで、好きなところにアイロンでつけてくれるサービス。
個性的なものが揃っていて可愛い。
もちろん無料。
LIBERTY FAIR NEW YORK
PIER 94/ 711 12th Ave, New York, NY 10019
http://libertyfairs.com/
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