TOP > TOPICS > #47 Hill Country Chicken in Nomad
COLUMN
以前もご紹介した、近年開発が続くノマド地区。
ここに2010年からあるのが、テキサススタイルのフライドチキン専門店。
フライドチキンはアメリカ人にとってはソウルフード、このレストランもオーナーのお母さん、そしておばあちゃんのレシピが元になっている。
マディソンスクエアパークのすぐ側にあるこのお店は、店内に入った途端、タイムスリップしたかの様な内装が目に飛び込んでくる。
レストランと言うよりもカフェテリアに近い雰囲気。
午後の落ち着いた時間だったせいもあり、お客はお一人様ばかり。
みんな音楽を聴きながら勉強や仕事をしたり、本を読んで過ごしている。
ここではオーナーが幼少期、お誕生日になると必ず用意してくれたフライドチキンとパイのレシピを元にメニュー展開を行なっている。
フライドチキンの調理方法は2種類あり、皮付きのクラシックとおばあちゃんの名前の付いた、特別な衣の付いたパリパリの”Mama Els”。
調理法を選び、ドラムスティック、骨つきもも、胸肉、手羽の中から好きな部位をオーダーをする。
オーダーが入ってから揚げルため、いつでも熱々のフライドチキンを頂ける。
お昼時は混雑するので、暖かい季節になれば、オンラインでオーダーをしてピックアップをしてマディソンスクエアで食べるのもいい。
サイドメニューもコールスローやマカロニ&チーズ、フレンチフライなどの定番が取り揃えられている。
コンボで頼むと好きなサイドメニューを選ぶことが出来る。
アメリカではフライドチキンとワッフルというのが定番なのでもちろんメニューにもあるが、ここで一度は食べてもらいたいのが、バターミルクビスケット。
外はサクッと中はホワッと暖かいビスケットは、蜂蜜との相性が抜群。
そして、このお店のもう一つの看板メニューはオーナーのおばあちゃんのレシピで作ったパイだ。
家族が集まる行事のデザートは昔からパイが定番。
記事からソースまで全て手作りのホームメイドパイは一口サイズでも売っている。
このお店には、地下にゲームルームと称したくつろぎスペースがあり、食後のデザートをいただきながら、ゆっくりと談笑を楽しむことも出来る。
その空間は本当におばあちゃんの家に遊びに来ているかの様で、オレンジ色の電球が時間の流れをゆっくり感じさせ、開発の続くノマドにいる事を少しの間忘れさせる。
Hill Country Chiickenの1ブロック北、徒歩3分のところに同じ系列のテキサススタイルバーベキューのレストランがある。
オープン以来テキサスバーベキューと言えばこのレストランと言われるほど、有名なこのレストラン。
フライドチキンがお母さんなら、ここのバーベキューはテキサス出身のお父さんのレシピが元になっているという。
ここはお酒、ライブなども楽しめ、またフライドチキンの気軽さとは違った雰囲気で、美味しいお肉を楽しむことが出来る。
昨年、このレストラングループがバーベキューもフライドチキンもそして、パイ、その他ドーナツなどもも楽しむことが出来る”Hill Country Food Park”という公園にフードトラックが集まっている様なスタイルのフードコートをブルックリンのダウンタウンにオープンさせた。
Hill Country Chicken
hillcountrychicken.com
Hill Country Hospitality
hillcountryhospitality.com
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