COLUMN
約2万人が殺到し、チケットは即完売、未だチケット入手困難なフォトジェニックなアート展示「アイスクリーム・ミュージアム」に続き、この夏、カリフォルニアのサンタモニカからスタートした「CANDYTOPIA」がNYのミッドタウンにオープンした。
名前の通り、「キャンディ」と「ユートピア」を組み合わせたお菓子のアート展で大人や子供はもちろん、10代、20代のミレニアム世代にもインスタ映えするスイートな展示で大人気。
連日チケットはソールドアウト状態が続いている。
このイベントを始めたのは、世界的に有名な“キャンディークイーン”とも呼ばれているジャッキー・ソーキン(JACKIE SORKIN)さん。
彼女は小さい頃に「チャーリーとチョコレート工場」の映画を見て、いつか大好きなキャンディでアートを作りたいと思ったのだそう。
子供の頃の夢をこうして実現してしまったのだ。
ゴッホモナリザ、ムンクの叫びやマリリンモンローなど、このカラフルなアート全てが、ジェリーや飴で出来ている。
さて、実際展示はと言うと、会場の中に入ると辺り一面キャンディのオブジェが展示されていて、甘い匂いに包まれる。
何がなんだかわからないけれど、子供も大人もテンションが上がり、写真を撮るのに大忙し。
マシュマロスポンジの海や、インパクトのあるブランコ、豚のお尻から出てくる紙吹雪など、とにかくいろんなものがグミやらキャンディやらで出来ているのだ。
中にはキャンディに関係ない?ってものまであったりして、このなんでもありって感じの展示がアメリカらしい。
このアート展、サンフランシスコでも開催予定で、絶賛チケット発売中。
アメリカでもこのようなインスタ映えなイベントの人気はまだまだ続きそうだ。
この展示の一番の目玉であるマシュマロの海「マシュマロTSUNAMI」。
もちろん本物のマシュマロではない。
いたるところに配置されたこのキャンディボックス。「少しだけ」と書かれているが、興奮気味の子供たちは,そんな言葉は目に入らず、がっつり掴んでお持ち帰り。
壁の豚のオブジェから紙吹雪が出てくる。それをスタッフが掃除機で舞わせる?! 子供は大喜び。
CANDYTOPIA@ Penn Plaza
145 W 32nd Street
New York, NY 10001
http://www.candytopia.com/
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