季節を問わず、シンプルなボトムスはいつだって、スタイリングの心強い味方。新しいシーズンは、シンプルなだけじゃなく、デザイン性やシルエットなど、どこか気の利いた一本が欲しくなるもの。今回はそんな願いを叶えてくれるとっておきの3本をスタイリスト仲子菜穂さんによるおすすめコーディネートとともに、着こなしのポイントをご紹介。
BOTTOMS: 01
mizuiro ind
mole-skin
wide cargo pants
モールスキンを使用したワイドカーゴパンツ。ウエストはゴム仕様でイージーな穿き心地ながらも、マテリアル特有のハリと光沢感で、上品に着用できる一本。膝部分に入ったタックが、ワイドパンツらしいボリューミーなシルエットに立体感をプラスし、洗練されたムードに。ウエストの紐をキュッと絞ることで、腰回りと脚のラインにメリハリが生まれ、女性らしいフォルムに仕上がります。
STYLING01
mole-skin wide cargo pants
by mizuiro indStylist Comment – 1
ボリュームのあるワイドパンツには、コンパクトなサイズ感のトップスを合わせてシルエットに抑揚をつけました。艶感のある素材とレースは好相性。品よくまとめつつ、トップスはあえてインせずに着ることで、抜け感を出しています。
STYLING02
mole-skin wide cargo pants
by mizuiro indStylist Comment – 2
一見、重くなりそうなワイドパンツ×ロング丈の組み合わせも、透け感のある素材や、色を取り入れることで軽やかなムードに。シャツのボタンは全部閉めず、ウエスト部分まで開けるのもポイント。こなれた着こなしにしてくれます。
BOTTOMS: 02
mizuiro ind
wrap-like easy pants
フロントのラップデザインが特徴のイージーパンツは、いつもの着こなしに合わせるだけで、コーディネートを格上げしてくれます。しなやかで落ち感のある素材、程良いワイドシルエット、ウエストはゴム仕様でラクに着用できます。同シリーズのテーラードシャツジャケットと合わせて、セットアップで着るのもおすすめ。雰囲気のある着こなしを演出してくれます。
STYLING01
wrap-like easy pants
by mizuiro indStylist Comment – 1
このパンツの特徴でもあるラップデザインを見せたく、シンプルな着こなしに。トップスを白でモノトーンにすることで、パンツのディテールを強調させました。ラフになりすぎないよう、トップスはインして綺麗めなスタイルに。
STYLING02
wrap-like easy pants
by mizuiro indStylist Comment – 2
ボトムのストンとしたシルエットは、レイヤードスタイルにもぴったり。ストライプのシャツに鍵網のベストを重ねたトップスを合わせて、トラッドな着こなしに仕上げました。ボトムが9分丈なので、白いソックスを少しのぞかせるのもポイントです。
BOTTOMS: 03
mizuiro ind
fronttack
wide gathered pants
フロントとバックに深いギャザーが施され、そのボリューム感と動きのあるシルエットが、まるでスカートのようなワイドパンツ。軽く柔らかなタイプライター素材は肌触りがよく、これから夏の季節に向けても快適に着用できます。華やかで上品なムードをプラスしてくれる存在感のある一枚は、カジュアルから綺麗めなスタイルまで幅広いシーンで活躍してくれそう。
STYLING01
fronttack wide gathered pants
by mizuiro indSTYLING02
fronttack wide gathered pants
by mizuiro indStylist Comment – 2
ミドル丈のチュニックワンピースを重ね、まるでフレアスカートを穿いたかのような揺れ感を意識したコーディネートに。ワントーンでそろえたモードなスタイルは、同じ色味だからこそ動きのある着こなしにするのがポイントです。
Stylist
仲子菜穂 / 飯島朋子氏に師事した後、独立。ベーシック&トラッドなスタイリングを得意とし、 雑誌やカタログなどで幅広く活躍中。最近の趣味は登山で、今年は富士山に登ることが目標。