TOP > TOPICS > #38 two hands

TOPICS

COLUMN

#38 two hands

ヘルシーな朝食と美味しいコーヒーを求めて。

おしゃれニューヨーカーが集うオーストラリアンスタイルカフェ。

 

2014年のオープン以来、人気が絶えず、常にインスタグラムに登場しているカフェがある。

オーストラリア人の二人のイケメンが手掛けた”two hands”である。

私がこの店を知ったのは、やっぱりインスタグラム。

なんだか美味しそうな写真が投稿されていて、完全に誘惑されてしまい訪れた。

“インスタグラム”、、、そう、これがこのニューヨークの厳しいフードビジネスにおいて、彼らが成功している秘訣なのである。

 

ノリータといえど、周りの雰囲気はもう完全にチャイナタウン、思わず通りすすぎてしまいそうな場所にあるにも関わらず、到着した朝9時の時点で満席状態。

少し辺鄙なエリアに位置するにも関わらず、おしゃれなニューヨーカーから観光客まで大人気。

しかも、数分後には外で待つ人の列まで出来始めた。

 

オーストラリア出身のオーナー、ヘンリーとギルスが約2年をかけて作り上げたカフェ。

“two hands”という名前も、全てこの二人によって作られたことに由来するそう。

彼らが生まれ育ったオーストラリアのカフェのような、コミュニケーションにフォーカスした憩の場となるような空間を作りたいと思ったのがきっかけだそう。

オーストラリアでは、コーヒーは誰かと会話を楽しみながら飲むが、アメリカでは朝目覚まし代わりの一杯飲むイメージがあったという。

オーストラリアのカフェ文化をニューヨークに浸透させたかったそう。

 

コーヒーにこだわる彼らが選んだのは、ご近所にあるIntegral coffeeのオーナーが選んだというとっておきのコーヒー。

私も個人的にここのコーヒーのファンである。

ミルクも成分無調整ミルクのみを使用している。

 

お世辞にも広いとは言えないこじんまりした店内ながら、開放感を感じるのは、白い壁と随所に飾られた緑、そしてこの大きな扇風機のせいだろうか?

NYのカフェのように、一人パソコン作業という客も少なく、朝から何とも楽しそうな談笑が聞こえてくる。

これが彼らの言うオーストラリア風カフェなのだろう。

 

ペイストリーは、以前この通信でも紹介したユニークなクロワッサンの店 Supermoon Bakehouse のもの。

ボリュームたっぷりなのに軽いサクサク感を楽しんでいるうちにペロッと1つ食べられてしまう。

 

新鮮な食材をたっぷり大胆に使った朝食メニューは、どれもかなりボリューミー。

これを食べたら身体にエネルギーが流れて、いい1日が始められそう。

2016年には、トライベッカにレストラン&バースタイルの2号店もオープンさせている。

こちらは、現代的なオーストラリアのキュイジーヌをイメージしていて、オリジナルメニューもあるそうだ。

近いうちに訪れてみたいと思う。

 

ニューヨークではもはや朝食の定番となったアボガドトースト。

アボガド好きにはたまらない。

 

ZOE’S マーケットプレート欲張りな人はこれ!大満足間違いなしのヘルシーフードのオンパレードで、店員さん一押しの一品。

 

この見た目にインパクトのあるバナナパンケーキはシグニチャーアイテム。

たっぷり塗られたエスプレッソマスカルポーネチーズにハニーをたら~っとかけて食べる。

ずっしりとかなりボリュームがあるので、シェアするのがオススメ。

 

two hands
164 Mott Street,
New York, NY 10013
https://www.twohandsnyc.com/

 

 

 

< NEXT     |     PREV >

LATEST