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COLUMN

レッコの街の教会
クリスマスや新年などのイベントを終え、日常を取り戻しつつあるフィレンツェ。一年の中でも、 特に冷え込むこの時期、早朝は氷点下になることが増えました。最近では珍しく雪が降り、地元の子供達のはしゃぐ姿が見られます。そんなフィレンツェの街から鈍行電車で揺られること約3時間、この日はお引越しした友人の住む街レッコ(Recco)にお邪魔しました。レッコはジェノヴァ(Genova)のあるリグーリア州の小さな海辺の街で、夏から秋の初めにかけては地元の人々がビーチでゆったりとした時間を過ごしています。

レッコの街並み
街は冬ということもあり、とても静かな雰囲気に包まれていました。イエローやベージュカラー の外壁が並ぶフィレンツェの街並みとは違い、ピンクやオレンジのカラフルな建物が多いため、港町ならではの風景を楽しむことができます。静かな住宅地といったイメージを持つレッコですが、第二次大戦中は爆撃による甚大な被害に見舞われ、街には壊滅的な被害がもたらされました。古い建築物はその時に壊されてしまったため、今ある建物はイタリアでは比較的新しく建てられたものなのだとか。

カモーリ(Camogli)
そんなレッコに隣接する海沿いの街、カモーリ(Camogli)は、夏は観光客で賑わう人気のス ポット。駅を降りた高台からはリグリア海が一望でき、ビーチへ向かう通りにはハンドメイドアー ティストの工房やお店が並んでいます。特に陶芸家の工房が多く見られ、可愛らしい海のモチーフの置物やお皿などが店先に飾られていました。街の建物の多くは窓フレームや外壁にペイントデザインが施され、中にはまるで本物の窓が取り付けられているような精巧にデザインされているものがありました。フィレンツェなどでは窓フレームや扉に彫刻が施されているものをよく目にしますが、レッコやカモーリでは彫刻のデザインをペイントしている建物がほとんどのよう。猫が窓際にいるようなデザインもあり、ちょっとしたアトラクション感覚で散歩を楽しむことができます。

魚介のソースのタリエリーニパスタ
冬のビーチにあまり人はいませんでしたが、それでもショッピングを楽しむ人の姿やランチボッ クスを持って海を見ながら昼食を楽しんでいる地域住民の姿があり、オフシーズンならではのゆっくりとした時間を過ごしました。地元の人にならい、この日の昼食は生パスタ屋さんのお弁当を注文。この地域ではトロフィエ (Trofie)と呼ばれるショートパスタが有名で、ジェノヴェーゼソースと合わせて食べられています。このお店ではトロフィエ以外のパスタも数種類用意しており、自家製のソースと好みの組み合わせで注文します。バリエーションが無限大なので、友達と色々なメニューを頼んで食べ比べてみてもいいかもしれません。

猫のイラスト
[PROFILE]
MISA
イタリア在住のフリーランスデザイナー。フィレンツェの美術専門校を卒業後、紳士服店のグラフィックデザイナー兼テキスタイルデザイナーで、今はフリーのグラフィックデザイナー等、活動している。
Instagram @misa_7979
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