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COLUMN
世界のバイヤーが集結するニューヨークギフトショーにニューカマー登場。
おしゃれでときめくアイテムが盛りだくさんの”SHOPPE OBJECT”へ行ってきた。
年2回ニューヨークで行われるギフトショーは、アメリカ最大級の規模であり、世界各国から様々なブランドとバイヤーがやってくる。
今回私が訪れたのは、「SHOPPE OBJECT」というギフトショーで、おしゃれなギフト&ホームを中心とした展示会として2018年に誕生した。
「NY NOW」という約2万5,000ブランドが参加する大型トレードショーから派生した新しい展示会で、まだ3回目とはいえ、ものすごい勢いで拡大している。
初回開催時は参加ブランドが100ほどだったのが、なんと3回目となる今回は400ブランドが出展することとなったのからもその人気ぶりが伺える。
コンセプトがはっきりしていてデザイン性の高いブランドを厳しい審査によって選び抜くというそのキュレート力が評判で、最新のSNSによるブランド発信や中継、インテリアは統一感を持たせつつ、インスタ映えするオブジェやグッズを会場内に設置するなど今どきを取り入れたよく考えられた作りとなっている。
まだまだ猛暑が続くニューヨークで入場待ちするバイヤーたち。
まるで子供向けイベントのような可愛いバルーンがお出迎え。
三日間という限られた時間の中で自分の店と顧客にあったアイテムを探し出すバイヤーの目は真剣そのもの。
人気ブースの活気はまるでセールのよう。
規模の拡大に伴い、今回から会場はロウワーイーストサイドのリバーサイドにあるPIER 36という場所に移動した。
駅から徒歩15分という少し不便な立地にあるものの、初日オープン時間には、長蛇の列。
この展示会、一般向けではないのでもちろ並んでいるのはほぼバイヤーのみ。
20分ほど待ってレジスターを済ませて中に入る、シンプルで統一感のある展示会場にぎっしりとブースが詰まっている。
よくキュレイトされているだけあって、本当にセンスのよいブランドが並んでいて、一気にテンションが上がる。
ギフトショーといえども、小物だけでなく本、インテリア、ファッションブランド、そして子供服などもあり、「ライフスタイル」という新たなジャンルにより良い意味でファッションやインテリア、雑貨の垣根は低くなっているように感じる。
「おしゃれ」な「ライフスタイル」アイテムがたくさん集まるこういう展示会が、これからの主流になって行くに違いない。
JETRO(ジェトロ:日本貿易振興機構)が主催する「SHOWCASEJAPAN」ブース。
日本からも約20ブランドが出展していた。
可愛い犬グッズを紹介しているブースでは、実際にアイテムを身につけたワンちゃんがお出迎え。
SHOPPE OBJECT
PIER 36
299 South St, New York, NY 10002
shoppeobject.com
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