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COLUMN
ニューヨークで話題のデザインスタジオ「スナーキテクチャー」(Snarktecture)が手掛けるエキシビジョン「スナーク・パーク」(Snark Park)が新名所ハドソンヤーズ(Hudson Yatds)にオープン。
Hudson Yards(ハドソンヤーズ)の巨大なショッピングモールの2階にオープンした”SNARK PARK(スナーク・パーク)”では、年3回、イマーシブ(没入型体験)エキシビジョンが行われる。
初回は”Lost and Found(ロスト・アンド・ファウンド=遺失物取扱所)”。
白で統一された巨大な円柱オブジェが立ち並び、それぞれフェイクファーや発泡スチロール、ミラーなど面白い素材で作られている。
部屋中に吊るされた白い布(紙)のオブジェが迷路に迷い込んだような感覚を与える。
この”SNARK PARK(スナーク・パーク)”を手掛ける”スナーキテクチャー”は、2008年にアーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)とアレックス・ムストネン(Alex Mustonen)が創設したデザインスタジオで、これまでにも屋内をリゾート地にした「The Beach」や「water」などインタラクティブな展示を世界中で開催してきた。
ダニエルアーシャムといえば、考古学をコンセプトにペインティング、映像などを手がけるアーティストとして知られる。
「すべてのものは朽ち果てる」というなんだか寂しいテーマを近未来として捉えアートに落とし込んだそのスタイルは、とても斬新で興味深い。
最近では、2018年に日本でも彼のアートが展示され非常に話題になった。
部屋の奥には、真っ暗な部屋があり、知らなければ見逃してしまう。
中にはリラックスできるビーズソファクッションが並んでおり、特殊ガラスで外の様子を見ることができる。
制限時間は45分。
決して広くない空間なので、注意をしなければあっさり見終わってしまうかもしれないが、随所に散りばめられた秘密の仕掛けをじっくり探してみてほしい。
楽しめるか楽しめないかは、あなた次第?
私が訪れた日は、アメリカでいう”グッド・フライデー(イースター前後のホリデー)”ということもあり、たくさんの子供たちが来場していた。
子供たちにとって、この普段見ることの出来ない白黒の不思議な世界はとっても新鮮なようで、かくれんぼしたり、不思議な形をした椅子に座ってみたりとなかなか楽しんでいた。
もちろん、インスタ映えもバッチリ!涼しいショッピングモールの中にあるので、これからの暑い夏の観光スポットとしていいかも。
散りばめられたオブジェの小さな穴から覗く景色はとても面白い。
彼らも意図しているように、アートの捉え方は人それぞれ。
楽しみ方も自由なのでじっくり観察してみよう。
入り口外には、T-shirtsやキャップなどスナークパークのオリジナルグッズも販売している。
また、ニューヨーク生まれ、日本でも話題のシリアルアイスバーKITH TREATSもオープン。
この店舗だけで味わえるスペシャルフレーバーもあるから是非トライしてみてほしい。
まだまだ話題のスポットなので、事前にオンラインでのチケット予約をお勧めする。
(大人$28/子供12歳以下$22)
Snark Park
snarkpark.com
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