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61 Sister City New York

あのおしゃれブティックホテルACE HOTELが手掛ける新しいホテルがオープン

 

こちらのブログでも何度もお伝えしているが、マンハッタンのロウアーイーストサイドの開発がハンパない。

「PUBLIC HOTEL」に「LUDROW HOTEL」などおしゃれホテルがどんどん建っているのだ。

そして、今年4月、かねてから噂されていたエースホテルチームが手掛ける新感覚ホテル “Siste City(シスターシティ)”がオープンした。

ノリータエリアとロウアーイーストサイドを挟むバワリー通り沿いに面した、ソーホーにも徒歩圏内というとっても便利な立地で、近くにはNEW MUSEUMや珍しいフレイバーとその美味しさでニューヨークで今一番人気とも言われる「Morgenstern’s Ice Cream」などの人気スポットもある。

 

実は、このホテルには入り口がもう一つある。

個人的には、断然こちらから入ることをお勧めする。

Freeman Alley(フリーマンアリー)と言われる私道で、壁一面にアーティスティックな壁画が描かれて居る。

こんなところに?と思ってしまう雰囲気だが、この道の奥にはなかなか予約が取れないことで知られるニュースタイルのホームアメリカン料理のレストランのFREEMANSもある。

ホテルの入り口も豪華というには程遠い、思わず通り過ぎてしまうようなシンプルな作り。この不思議な私道にあっても全然浮いてしまわないよう、あえてなデザインなのだろう。

 

あのACE HOTELチームが手掛けたホテルということもあり、もちろんそのデザインの随所にはこだわりが見られる。

スカンジナビアと日本のデザインからインスパイアを受けていて、NOGUCHIのランプが使われていたり、ナチュラルな木製家具が使用されている。

また、「Headspace」と言う瞑想アプリ会社とパートナーシップを組んで、お客さまがリラックスできる空間を作り出しているというのも興味深い。

植物や木の家具で作り出されたシンプルな空間は、従来のホテルとは異なり、まるで誰かの家に訪れたような不思議な気分にしてくれる。

 

最近、チェックインはオンラインのところが増えてきている。
こういったサービスの軽減/最適化により良心的なプライスにしているホテルが多い。

 

Sister Cityのオリジナルグッズも販売している。
ブルーを基調としたデザインはシンプルで使いやすく、しかも変圧プラグや耳栓、バッグタグなどどれも実用的なアイテムばかり。

 

11階にある「LAST LIGHT」バーからは360度ニューヨークの景色が一望できる。

夕暮れから夜にかけて変化するその美しい景色は一見の価値あり。

ここのドリンクのおすすめは、「TIKI TORCH」。

ジンベースにイタリアのAperolと言われるリキュールとココナッツを入れたカクテルで、淡いピンクカラーがとてもかわいく、まろやかな味わいでとっても飲みやすい。

 

また、今月には昨年惜しまれながら閉店したブルックリンのレストラン「Darling Battersby」のシェフオーナーJoe Ogrodnek(ジョー・オグロドネック)が手掛ける料理とABC KITCHENでビバレッジ(飲料)のディレクターを務めたあのJosh Hanover(ジョッシュ・ハノーバー)がセレクトしたドリンクが楽しめるレストラン「Floret」もオープン予定。

このバーのドリンクやフードも彼ら二人によって選ばれているから間違いない。

まだまだオープンしたばかりのSister City。

話題性はもちろんのこと、プライスも$259からとお手頃だから是非チェックしてみてほしい。

 

バーのホストの制服は柔道着風だし、窓のサンシェードは、簾風だし、なんだかこのホテルにいるとだんだん親近感が湧いてくるのは日本人だからだろうか(笑)。

 

Sister City New York
sistercitynyc.com
225 Bowery, New York, NY10002

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