マンハッタンにはあまり存在しない大型の高級ショッピングモールが、ハドソン川沿いのローアーマンハッタンにある。

全館が完成したのは2015年。

オープン以来、寒い冬でも買い物や食事が楽しめ、年中色々なイベントも開催しているため、週末ともなると大勢の観光客やニューヨーカーで賑わいを見せている。

このショッピングモールにはいくつかの特徴がある。

まず一つ目は、地下鉄のワールドトレードセンター駅を降りてから、ショッピングモールまでの10分弱が地下道でつながっている。

お天気が良ければ地上に上がって、全米1の高さ(541メートル)を誇る1ワールドトレードセンタービル、アメリカ同時多発テロの追悼施設、9/11メモリアルに立ち寄ることが出来る。

モール館内はカメラに収めるのが難しい程高い吹抜と、大きな窓から入る光でとても明るく、そこにそびえるヤシの木が印象的。

この吹き抜けの1階部分には2階へも上がれる大きなステージのような階段があり、様々なイベントも行われている。

つい先日は、ここで無料の映画鑑賞会が行われ、週末は子供達を対象としたミュージックイベントなどが行われいる。

その他、クリスマスになると高い天井からはランタンが吊るされ、神秘的なイルミネーションが登場する。

これもまたこの大きな吹き抜けのあるモールを活かしたこの場所ならではの魅力。

さらに、ショッピングアーケードにはBottega Veneta, GUCCI、HERMES、Luis Vuittonなどの高級ブランドやJ.crew, Theory, ToryBurch、そして日本のブランドの鎌倉シャツもここに店舗を構えている。

またこのモールを賑わせている特徴は、ここのフードコートにある。

Hudson Eatsと呼ばれるここのフードコートにはニューヨーカーやフーディーなら誰もが知っている人気のお店が軒を連ねている。

Blue Ribbon Sushiはカウンターのみの”Sushi Bar”を出店。

ベーグル専門店のBlack Seed Bagel、サンドイッチが美味しくて有名なSOHOのお店Olive’s、日本でももうお馴染みのロス発のUmami Burger、Dig InnやChoptなどヘルシー志向型のデリなどここのフードコートのクオリティは高く、何度足を運んでも厳選されたお店の食事をカジュアルに食べることが出来る。

Olive’sなどは本店にもイートインスペースはないため、ここなら席も確保出来、ゆっくりと楽しむことが出来る。

ここのフードコートの席数は実に600席とのこと。

それでも週末になると、空いてる席を探してしまうほど賑わっている。

Hudson Eatsの一階部分には、フレンチ食材やフレンチをカジュアルに楽しめるLe Districtもある。

ロス発のハンバーガーショップ、Umami Burger

広いテーブル席の一角。全面窓でとても明るい。

美味しいサンドイッチのOlive’s

ベーグル専門店、Black Seedのスタンド

先週、レポートをしたStarbucks Reserve のBarもこのモールの一角に入っている。

春になったらここで美味しいコーヒーを買って、外に出ればハドソン川沿いに、リバティパークまで公園道になっているので散歩しながら、遠くに自由の女神を見ることも出来るかもしれない。

冬のこの時期はアイススケートリンクになっている場所にテラス席が登場する。

Brookfeild Place New York
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