TOP > TOPICS > #35 Union Square Green Market in Fall
COLUMN
急にグッと寒くなり、暖房が必要になったこの週末、雨模様ではあったが、早起きしたこともあり、久々にユニオンスクエアのグリーンマーケットへ行ってきた。
ニューヨークでは、幾つかの場所でグリーンマーケットが開かれている。その中でもユニオンスクエアマーケットはマンハッタンで一番大きいマーケットとして知られ、ニューヨークの近郊の農家が入れ替わりで出店している。
月、水、金、土の週4日開かれており、朝から夕方まで多くの人で賑わっている。地元の人はもちろん、ニューヨークの有名レストランのシェフも新鮮な食材を求めてやってくるのだから、ニューヨークの食を支える台所的存在といえる。
グリーンマーケットのいいところは、生産者の顔が見えるところ。どこで作られたどういうものなのかがわかるので安心、そして安全だ。
野菜、果物、肉、魚はもちろんのこと、メープル、オーガニックベーカリー、花など様々なものが揃う。
持参したエコバックにお目当ての食材をどんどん詰め込んでいくナチュラル派のニューヨーカーたちの目は真剣だ。
オープン時間は、だいたい朝8時から夕方暗くなるまで(店によって異なる)。せっかくなので、朝早起きしてオープン目指して行って欲しい。
朝の清々しい空気と新鮮な野菜やフルーツ、お花の香りが混ざり合い、とっても気持ちいい。人気の食材は午前中で売り切れてしまうなんてことも。
特にサラダ系の野菜はその新鮮さが半端ない。
思わずその場でちぎって何もつけずに食べてしまったことも。
見よ、色鮮やかなカブと人参。スライスにして薄く切ってサラダに入れてもいいし、そのままガブっとかじっても美味しい。
この時期、グリーンマーケットを彩るのはそう、パンプキンたち。
料理用もあるけれど、ハロウィンシーズンから感謝祭にかけて、家の前やインテリアなど飾り用として使われる。
色も形も可愛いから毎年いくつか買ってしまう。それぞれ適した調理方法について、農家の方に聞くと丁寧におしえてくれる。
オーガニックのパンやスイーツも豊富。ハード系からベーグル、パウンドケーキ、そしてホームパイなど迷ってしまう。
パイのサイズは大と小があるので、気軽に買えるのも嬉しい。
惣菜系パンを売っているところもあるので、いろいろ試してみて欲しい。アップルサイダードーナツやオーガニックパンなどは小分けに購入できるので、小腹が空いたらお隣の公園で休憩がてらつまむのもいい。
ニューヨーカーのリアルな生活が垣間見れるグリーンマーケットは、見てるだけでも十分楽しめる。
またこれからホリデーシーズンにかけては、クリスマスマーケットも併設され、イベントなども開催されるため、さらに活気が溢れる場所となるだろう。
曜日によって、出店店舗も異なるので、事前にきになるお店はサイトでチェックすることをお勧めする。
この時期、グリーンマーケットでよく見かけるユーカリプス。すっきりとしたいい香りに思わず足を止めてしまう。結構な量で束になっているが、日持ちもするし、部屋やお風呂場に飾るだけでとても気持ちいい気分になるので試してみて欲しい。
ちょっとしたお土産に、ラベンダーグッズなんかもある。スキンケア用品から衣類の芳香剤まで様々なアイテムが揃う。サイズが小さめなのも嬉しい。
ヘルシーなニューヨーカーの朝はシリアルにフルーツで始まる?!メープルウォルナッツなどフレイバーがあるものは、ちょっとしたスナック代わりに食べるのもよし。好きな量だけ入れれるので、試しやすい。そして、パッケージももちろん可愛い。
“マイタケ”なんて親しみのある日本語が英語で書かれているとちょっと嬉しい。その見た目に圧倒されて、まだ食べたことはないけれど、いつか食べてみたいと思っている。
Union Square Green Market
North and West sides of Union Square Park
https://www.grownyc.org/greenmarket/manhattan-union-square-m
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