COLUMN
ニューヨークでは、数年前からラーメンブームが続いている。
そんな中、昨年11月にオープンした、美食家でおしゃれなニューヨーカー達の間で話題のレストランがTONCHIN。
池袋に本店を構えるラーメン店、屯ちんが昨年11月にニューヨークに”TONCHIN”としてアメリカ初出店をした。
場所はミッドタウン36丁目の5th Ave.と6th Ave.の間。
エンパイアステートビルやMacy’sにも近いこのエリアは、観光客はもちろん、近隣オフィスで働く人たちが行き交っている。
そんなエリアで、一際オシャレな赤いアクセントの効いたキャストアイロンのドア、ここがTONCHIN.。
どこか隠れ家のような雰囲気がある。
一歩足を踏み入れると、高い天井とあらゆるお酒の揃ったフルバーのカウンター席がまず目に入る。
ここでも赤い椅子が店内の雰囲気をポップにそして、ワクワクさせる。
ラーメン屋と聞いて訪れると、ここはその日本人の抱くラーメン屋と言う概念が一切なく、ニューヨークの中でも特にオシャレなレストランという印象。
何故なら、ここのデザインはSOHOのEgg ShopやブルックリンのKuraなどの店舗を手がけた事でも知られる、夫婦でもありパートナーでもあるCarpenter + Mason (https://carpenterandmason.com/)が行っている。
ラーメンはシグネチャーの東京豚骨もしっかり本店のレシピをそのままに、製麺もお店で行われていると言う。
本店の味はしっかりと伝えつつ、アメリカ人にも好まれるよう、ちゃんとローカライズもされている。
上のラーメンはビーガンのMiso Gingerラーメン。
麺もビーガン、上に乗っている肉味噌ももちろん、ソイミートが使用されている。
更に、ここにはラーメン以外のメニューが豊富に揃っている。
お酒を飲みながら、ディナーを外で楽しむ機会の多いニューヨーカー達がここに集うのはそれもまた一理。
おにぎりを頼むと、まさかの四角いおにぎりが丸い可愛らしい器に乗ってくる。
ここの器はラーメンどんぶりも全て店内のデザインコンセプトからインスピレーションを受け、ブルックリンの陶芸家が製作している。
フードメニューに話を戻すと、ここを訪れたら必ず最後にかき氷を食べてほしい。
写真は宇治金時、このほかフレッシュマンゴー、フレッシュストロベリーがある。
日本で、”顧客満足度世界一”のスピリットを創業以来20年持ち続けてきたラーメン屋さんは、プレゼンテーションにまでこだわり尽くされたメニューとその味、内装、スタッフのユニフォームと随所にオシャレ感度の高いニューヨーカー達を満足させるレストランを作り、オープン以来連日賑わいを見せている。
TONCHIN
13 W 36th St. New York, NY
http://www.tonchinnewyork.com/
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