FW20ニューヨークファッションウィークが始動。mizuiro indが出展する合同展示会から最新レポートをお届け。

年に2回開催される、ニューヨークファッションウィークの時期がやってきた。

毎年この時期になると、ファッションショーはもちろん、様々なジャンルの展示会が開催される。

そして、mizuiro indも今回、アメリカ展開初期からずっと出展し続けているDesigners & Agents New York (以下:D&A) 展示会にてFW20を発表した。

D&A 展示会は、アメリカ国内はもちろん、ヨーロッパやアジア、そして日本から約300ブランドが出展する。

その出展ブランドのセレクションには定評があり、展示会全体のブランドもうまく統一されている印象を受ける。

出展ブランドは新しいブランドもあるが、継続的に出展しているお馴染みのブランドが多いことからもバイヤーにとっても、ここに来ればお目当てのブランドのコレクションが見れるといった安心感のある展示会なのかもしれない。

展示会が開催される会場は、工場の跡地でとても風情のある建物となっている。

そして、ここミートパッキングエリアにはたくさんのギャラリーが立ち並び、上品で裕福なニューヨーカーが住むエリアとして知られる。

また、ハイラインからも徒歩圏内なので、昨年新たにオープンしたハドソンヤードからチェルシーマーケットやWhitney Museumなど観光地をハイラインを歩いて巡る観光客も多く見かける。

mizuiro indのアメリカコレクション。

そのシンプルなデザインと綺麗なシルエットは、バイヤーさん達にもとても好評。

シーズンを重ねるごとに着実にmizuiro indファンが増えているのを感じる。

D&A 展示会場は2つの建物に分かれており、徒歩で5分ほど。

もう一つの展示会場はオフィスビルの中にあり、1フロアのほとんどを使用して、100以上のブランドを展示している。

秋冬コレクションとはいえ、アメリカは広く、気候も様々なので、リゾートコレクションや、アクセサリーなどシーズンに捉われないアイテムも多い。

そして、いつも思うのだが、、、、アメリカのバイヤーさんは本当にパワフルだ。

深夜便で早朝ニューヨークに到着し、そのまま展示会やショールームをはしごしているバイヤーさんも多い。

限られた時間の中で溢れるほどのコレクションを見て、その中から自分の店やお客さまに合ったアイテムを見つけ出すのは、体力がないとできない仕事だろう。

そんなバイヤーさんたちに会うのが、私たちセールスの楽しみでもある。

初回から継続してお取り扱いしてくれている顧客のバイヤーさんから、展示会で一目惚れして新規で取り扱いを決めてくれるバイヤーさんまで、今期も素敵な出会いに恵まれた展示会となった。

展示会場のオフィスビルディングから望むハドソン川の眺め。

開放的な空間から見えるこの美しい景色を見るのも楽しみの一つだ。

Designers & Agents New York
Cedar Lake / 547 West 26th Street
The Starrett-Lehigh Building / 601 West 26th Street, and.
designersandagents.com