TOP > TOPICS > #50 THE SMITH/MIDTOWN
COLUMN
ニューヨークのビジネスマンたちが、仕事にプライベートに利用したがる定番人気カジュアル・アメリカン・ブラッセリー
ニューヨークの予約サイトOPEN TABLEで最も予約されているレストランの一つTHE SMITH(ザ・スミス)。
2007年イーストビレッジにオープン以来、どんどん拡大していて、今ではマンハッタンに4店舗の他、ワシントンDCに2店舗、そしてシカゴ店がもうすぐオープンとその勢いがとまらない。
このニューヨークの厳しいレストラン業界でこのペースで拡大しているのは本当にすごいことだ。
今回訪れたミッドタウン店はオフィスビルディングが多いその立地がら、平日の朝にはスーツ姿のビジネスマンたちで満席状態になる。
朝活好きなニューヨーカーは、早起きしてジムで軽く汗を流した後に、モーニングをとりながら商談やミーティングをする。
この店の魅力は、そういうビジネスマンが朝はもちろんのこと、昼、夜そして週末に訪れるレストランとして知られている。
その理由は、「多様なスタイルの料理」そして「大人のサービス」を提供していることだろう。
「皆をハッピーに」という企業コアバリューを彼らのウェブサイトでもしっかりと掲げているところも、ビジネスマンから共感されやすいのかもしれない。
そして、この店の名前「SMITH(スミス)」という意味も、「幸せを作り出す人」という意味から来ているのだとか。
店内は、大きな窓とナチュラルな木の内装の天窓から注ぎ込む自然光がとても明るく、スペースも広くてゆったりしている。
朝9時の段階でテーブル席はほぼ満席、その人気の高さが伺える。
この日は週末の朝ということもあり、客層はファミリーや友達同士がメイン。
混雑はしていたものの、そのスタッフの多さと気づきの多さは確かに違う。
何かが欲しいなと思えば、すぐに察して笑顔で来てくれるし、気配りと気遣いが随所に感じられた。
料理の美味しさはもちろん、料理の出されるスピードやタイミングなどが完璧なのだ。
何よりも、小さな子供連れのファミリーがとても多いが、皆がとてもハッピーそうだったのがとても印象だった。
さらっと出される2種類のボトルは普通の水と炭酸水で、好みを選べる。
こういう小さなサービスが嬉しい。
壁一面に並べられた様々な種類のお酒。
好みに合わせて作ってもらう事もできる。
オリジナルビールTHE SMITH ALEもある。
バニラビーン・フレンチトースト
メープルバターとカラメル状のバナナがたっぷりかかったトーストは、食べ応え満点。
一人で完食は厳しいのでシェアをオススメする。
パンケーキ
もちろん、ただのパンケーキじゃない。
ピーカンとキャラメルソース、そしてホイップ状のオレンジ風味のリコッタチーズをフワフワのパンケーキと合わせていただく。
この組み合わせ、美味しくない訳がない。
メープルチキンソーセージ&リコッタチーズのディップ
これまた、サービスで出てきたサイドメニューで、アメリカでは定番のブレックフファーストメニュー。
満腹だったはずなのに、ぺろっと完食してしまうから恐ろしい。
もちろん、オムレツ、アボガドトーストやエッグベネディクトなど定番の朝食メニューもある。
どれも、ボリューム満点。
ビジネスマンたちが認めるレストラン。
なるほどな、と思える安定感のあるレストラン。
何度か行ったことがあるが、個人的にここのロケーションがオススメだ。
THE SMITH/ MIDTOWN
956 2nd Ave, New York, NY 10022
thesmithrestaurant.com
Collection report:mizuiro indパリへ
Coming soon : MARcourt marché KOBE
From Paris:パリ大型美術館が長期休館へ
Special contents:2024 Autumn light outer MIDIUMISOLID
From FIRENZE : 特別編 プレスと巡るイタリア ~ トスカーナを訪れて ~